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三内丸山遺跡大型竪穴建物跡保存処理

平成29年10月13日の、三内丸山遺跡「大型竪穴
建物跡」の全景を写真1に示す。これは、大型竪
穴建物跡の上面に土の保護層を置き、その上に遺
構面の状況をベースをウレタン樹脂で作成し、そ
の表面にFRP(繊維強化プラスチック)で形を作
り、その上に擬土(変性のエポキシ系合成樹脂に
土壌を混ぜた、土に似せた土)を置き復元した物
である。この復元が行われてから、ほぼ20年が経
過しているが、10年前に修理が行われている。現
状では、表面の擬土部分が所々、劣化して剥離し
ている状況が見られる。

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