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社会課題解決インフラとしてのフューチャーセンター
― オランダおよびデンマークにおける聞き取り調査―
Future Center as Infrastructure for Solution to Social Problems
─ Interviews for Five Future Centers in Netherlan

課題先進国と言われて久しい日本だが、少子高齢化など多くの課題は解決の方向性が未だ見えてこない。他方、欧州では複雑な社会課題解決に対しフューチャーセンター(以下、FCと表記)という、産官学民連携の協同プラットフォームが一定の成果を挙げている。欧州FCは行政手動で運営されている場合が多いため、日本の公共団体にとって参照すべき知見が多く得られる可能性が高い。
そこで本研究は、先行する欧州FCの中から調査協力が得られた5箇所を実地調査するとともに、現地の有識者に聞き取り調査を実施した。具体的には、FCの構成要素と運営プロセスを中心に整理することで、次の点が明らかになった。すなわち、90年代後半に欧州で誕生したFCは、20年以上経過した現在、社会のニーズに応じて「イノベーションラボ」「リビングラボ」などいくつかの形態に進化しているものの、成功要因やそのための運営プロセスには一定の共通項があることである。

Japan has been famous for multiple social issues but
there is no practical solution proposed so far. I have executed
a field research in the Future Centers in Europe.
And I have conducted that there are some common elements
in their success and process.

Keywords

フューチャーセンター、社会課題解決インフラ、オランダ、デ
ンマーク、聞き取り調査
Future Center, Infrastructure for Solution to Social Problems,
Netherland, Denmark, Interviews

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