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太陽光発電駆動装置を用いたスポーツビークルの開発研究
一実走車輌制作とその教育効果①/『2000・ワールド・ソーラーバイシクル・レースJ参加報告一

齋藤 学
SAITO Manabu

開発・制作体制
齋藤 学 SAITO Manabu
(東北芸術工科大学生産デザイン学科・助手)
共同研究者
苧阪 崇二 OSAKA Shuji
((有)マスタープラン•本学非常勤講師)
制作協力者
引屋敷賢一 HIKIYASHIKI Kenichi
(東北芸術工科大学生産デザイン学科)
福田 英盛 HUKUDA Hidemori
(東北芸術工科大学生産デザイン学科)
荻原 貴之 OGIHARA Takayulu
(東北芸術工科大学生産デザイン学科)
大塚 尚幹 OTSUKA Naoki
(東北芸術工科大学生産デザイン学科)
齊藤 大介 SAITO Da1suke
(東北芸術工科大学生産デザイン学科)
小林 利幸 KOBAYASHI Toshiyuki
(東北芸術工科大学生産デザイン学科卒業生)
野口 忠典 NOGUCHI Tadanon
(東北芸術工科大学生産デザイン学科卒業生)

1. はじめに
プロダクトデザイン系の教育機関において、濱習・研
究課題の最終提出形態の多くは、縮尺モデルやレンダリ
ング・3Dアニメーション等を駆使した視覚表現として
のプレゼンテーションである。しかし、将来的に少なか
らず‘‘もの"あるいは‘ ‘ものづくり"に携わっていくこ
とを志す者にとって、実用強度あるいは機械的、電気的
装置を備えたプロトタイプまでの制作を経験する場面は、
決して多いとは言えない状況にある。カリキュラムの時
間的制約と、制作に必要とされる費用等を鑑みれば致し
方ないが、何らかのかたちでそうした機会を提供するこ
とは、大学におけるデザイン教育の場に必要不可欠なこ
とであると考える。
本研究は、その一つの試みとして、カリキュラムとは
切り離した課外活動のなかで「太陽光発電駆動装置を用
いたスポーツビークル」(以下、ソーラーバイシクル)を
制作し、隣県で開催されている国際レース参加までの経
緯と、大会における走行結果を報告する。

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