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近世東北大名家墓所における五輪塔の型式学的研究
-変遷と地域性-
A Typological Study of Gorinto Pagodas in the Cemeteries of the Great Families of the
Tohoku Region in the Early Modern Period
ーransition and regionalism ー

吉田麻鈴
YOSHIDA Marin

 五輪塔の型式学的研究はその資料数の豊富さから中世墓に偏っており、近世のものについて各墓所での調査・研究はあるものの、中世墓と比べ地域差が顕著なことからその型式学的研究は殆どない。本研究では、主な墓標型式に五輪塔を採用している中村藩相馬家墓所五輪塔について型式編年を行った上で、この編年を基軸とし、近世東北大名家墓所における五輪塔の形態変遷や地域性について型式学的側面から比較・検討を行った。

Keywords

近世大名家墓所 五輪塔 型式編年

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