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ブックの説明
抽象絵画における東洋思想的視座についての研究のための一考察
A Study of the Perspective of Eastern Thought in Abstract Painting.大江 悠記
OE Yuki本稿は「感覚の領域に注視する」というテーマのもと、抽象絵画を制作する筆者の博士課程での研究テーマ「抽象絵画における東洋思想的視座についての研究」における現時点での研究ノートである。抽象画の歴史、抽象的観点や自作品の造形論を自身の経験や制作過程をふまえて論じた。抽象表現主義およびその作品が持ち得た西洋と東洋の視点を見つめることで、抽象絵画の価値を現代の生活の中で再確認し、物質や評価にたよった価値判断ではなく、個人の視点というものにフォーカスする事を提案する。そのことによって抽象画をはじめとする美術が社会の中で有効に活用されていく事を目的とする。
his bulletin is the current research note of the author, who creates abstract paintings under the theme of “Focusing on the Realm of the Senses,” in my doctoral course, “Research on the Perspective of Eastern Thought in Abstract Painting. By looking at Abstract Expres-sionism and its works from both Western and Eastern perspectives, I propose to reconfirm the value of abstract painting in contemporary life.
Keywords
抽象絵画、抽象的概念、絵画、日本、哲学、美術、抽象表現主義、内観
Abstract painting, abstract concepts, painting, Japan, philosophy, art, abstract expressionism,introspectionPDFはこちら
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